2012年06月01日

ストップロスって何?

 株や為替などの投資では、“ストップロス”というテクニックが非常に重要になってきます。“ストップ”=“止める”、“ロス”=“損失”という意味で、日本語では「損切り」と呼ばれています。相場が不利な方向に動くなど予想に反した展開になった場合、更なる損失の拡大を防ぐために含み損の出た証券を売却して損失を確定させる行為のことをストップロスといいます。ちなみに“含み損”とは、所持している株式が下落し、購入した時の価格より時価が安くなってしまった時の、時価と取得価格との差額のことです。

 投資で利益をあげる為には、常に隣り合わせである「リスク」といかに付き合っていくかが最も重要と言えるのではないでしょうか。ある程度のリスクを負わなければ利益を得ることはできませんが、様々な投資スタイルの中からどれを選択するか、またその投資に合わせたテクニックなどを使うかである程度のリスクの軽減は可能といえます。

 冒頭であげた“ストップロス”も、リスクを回避する手段の一つ。特に投資初心者の方は、自分で損失を確定させることを嫌う人も多いようです。しかし、プロの投資家でも使用するこのテクニックは投資を行う上で必須ともいえます。もっと言えば、ストップロスができるかできないかで投資家としての技量が図られると言っても決して過言ではないでしょう。

 ストップロスを行う為の“ストップロス・オーダー”は、通常の指値注文などとは反対に、逆指値注文となります。現状の価格水準より不利な方に売買価格を指定して注文する方法を逆指値注文といいます。「始めから損をすることなんか考えたくない」「その時が来たらその時対処する」と考える方もいるかもしれませんが、いざ“その時”を迎えるとなかなか判断出来ないのが人間です。また、長く耐えることは、人生においては重要な時もあるでしょう。しかし、投資の世界ではあまり良いことはないと言えます。いつかは上がる…と先の見えない期待にすがるよりも、潔く踏ん切りをつける事の方が重要なのです。

 特に損失が出ている時には誰しも冷静さを失うもの。「ここまで下がったら損でも売買する」と決めておくことは、冷静さを欠いた時に判断し易い基準にもなるのではないでしょうか。得をすることもあれば損をすることもあるのは当たり前です。その損を認めることができるかどうか。つまり、ストップロスを出来る勇気を持つことが、投資で利益をあげる上で最低限必要な心持ちといえるのではないでしょうか。

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posted by キャッシング at 18:27| アットローン